村山コミュニティビジネス起業事業
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お問い合わせ

事業名美術系大学受験指導予備校
やまがた芸術倶楽部 団体名 やまがた芸術倶楽部
URL http://y-c-l.com
E-mail kiso@y-c-l.com
所在地 〒990-0055
山形市相生町5-41 NPO相生町ビル2F
TEL 023-624-3565
FAX 023-624-3568
営業時間 日曜を除くほぼ毎日。12:00〜21:30はスタッフがおります。
団体概要
代表者名喜早洋介 設立年月日平成12年4月22日
スタッフ数アルバイト含め現在は5名 年間事業高
又は事業規模
売上が少なすぎて悲しくなるので書けません。(笑)
事業内容
「やまがた芸術倶楽部」は、主に東北芸術工科大学への受験希望者を対象とし、美術・デザイン系の大学受験指導を行っています。実技試験の対策となる技術指導はもちろんのこと、大学に入学してから、そして卒業後も見据え、クリエイターを目指す人間に必要な専門知識・認識をも指導しています。
設立経緯
[前提となる経験と思い]
 美術・デザイン系の大学受験は、ほぼ実技試験で決まる世界で、そこで求められるレベルは、プロの芸術家・デザイナーの教授陣が認める「基礎ができている」というものなので、専門指導が必要不可欠です。僕自身もかつて東京芸大を目指し、川崎の専門の予備校に通い、高校3年の春から2浪までの3年間、指導を受けました。特に団塊Jr.世代ということも重なって競争は激しく、いろいろ辛い経験もしましたが、そこで叩き込まれた基礎は、大学院生になっても「やっていてよかった!」と思えるものでした。
 東北芸術工科大学で学生生活を送るなかで、山形にはまだ美術の予備校がないことを知りました。1997年夏、友人の紹介で仙台の美術予備校の夏期講習の講師を数日間させて頂くことがあり、その時、6〜7人の山形の高校生たちがホテル住まいをして夏期講習を受講している現状を目の当たりにし、東北芸術工科大学を取り巻く山形の環境について、大きな問題を感じたのが契機のひとつです。
 2000年3月に大学院修士課程を修了してまもない2000年4月22日に、山形市十日町に一軒家を借り、開所しました。自分の中の勝手な正義感のみで、何のリサーチもなくいきなり始めたので(笑)、最初の説明会に来てくれたのはわずかに4人、呆然とするなかでのスタートでした。
今後の展望と課題
 知育偏重の偏差値教育、「ゆとり教育」の理想と現実のはざまで、小学校の「図工」や中学・高校の「美術」などの科目は常にその意義を問われます。また、この山形のような地方においては特に、少子化・過疎化による学校の規模縮小、教員の削減が、「図工」・「美術」の科目の存続に直接影響を及ぼします。せっかく市と県で「美術」・「デザイン」を専門的に学ぶ大学を作っておきながら、それにつながる科目が高校までの学校教育の場で滅びかねない状況にあることには大きな矛盾を感じます。
 この状況を打破するためには何が必要か?教育委員会などに抗議をすることも必要でしょうが、これだけでは残念ながら変わらないでしょう。なぜならば、社会の中での「美術」や「デザイン」に対する評価が「生まれつきの才能に恵まれたごく一部の人間の趣味」であり、それが行政側の判断基準にもそのまま反映されていると考えられるからです。
 したがって、「美術」・「デザイン」がすべての人間の生活を豊かにし得ること、「図工」や「美術」という科目が人間の成長の上で必要不可欠であることを、社会に広くアピールしていく活動を始めなければならない、と考えています。
 そこで、小中高の「図工」・「美術」・「工芸」・「デザイン」などの科目の教員を教諭や常勤・非常勤講師という雇用形態に関わらず、また、「図工」・「美術」等造形教育を重要に思う社会人を集め、勉強会や展覧会企画を行うNPOを結成できないかと考えています。そのNPOでは、まず山形において「美術」・「デザイン」を身近にする必要があるので、伝統技術・地場産業を扱うなどして地域性を踏まえた「図工」・「美術」のあり方を模索したいと考えています。
私のひと工夫はこれ!
 ウソをつかないこと。実直な人づきあいをすること。これに尽きます。

 かつて僕たちは「東京藝大こそ目標!その下に○○大学、△△大学があって…」という序列を、否応なく刷り込まれました。そこに疑問を感じて、その当時無名の新設大学であった東北芸工大に入学し、学生生活を送るなかで、大学の名前じゃない、そこで誰と出会い、何を見つけ、何をするかだ、ということを確信しました。自分たちがそういう経験をしているので、世間のネームバリューを受講生に押し付けたりは決してしません。それをして、大学と共依存の関係を築いた方が、ビジネスは上手くいくのでしょうが…、ウソは教えられないのです。
今後起業をめざす人へのワンポイントアドバイス
地域の問題解決というものは、その時点では難しいから問題が存在するわけで、だから解決も簡単ではないことがほとんどだと思います。芸工大で学生の時から最もお世話になっている教授に、卒業後予備校を興すつもりだと言ったとき、「ひと仕事10年と言うからな、おまえ、10年は絶対にやめるなよ」と言われました。その時は何の苦労も想像出来ていないバカ学生でしたから「はい・やりますよ!」と軽く返事をしたのですが、開所して年が経つほどに、その重みを理解し、何度も逃げ出そうと思いました。スタッフをはじめとする周囲の人々の理解、協力、おしかりも含めた助言があって、まもなく10周年を迎えます。

やはり、厳しくても10年は意地を張って下さい、ということです。(笑)
起業家関連情報
模擬試験
初心者のための無料講習会
出張受験説明会……など。




事業の効果
 美術・デザイン系の大学が持っている専門性や、世の中の競争の激しさをよく知らない山形の高校生を指導していると歯がゆく思うことも度々ありますが、ひとたび目標が明確になり、自分の甘さに気づくや否や、ひたすらに自らを向上させるために努力をするようになる純粋な若者との出会いもまた多いと感じます。そして努力をして「合格」を勝ち得た子たちが予備校に訪ねてくれる時、とてもうれしく思います。厳しい指導をしますので、それが単に辛いだけだったのであれば、予備校には帰っては来ないでしょう。大学での充実した学生生活の報告のおおもとに、ここで学んでよかったという思いを感じられると、苦労が報われます。
 また、10年目ともなりましたので、大学を卒業して社会人となった出身者もずいぶん出始めました。かつて指導した出身者が、「美術・デザインで山形を楽しくする」という共通の目的の、協力者となりうる時期を迎えつつあることも大きな喜びを感じているところです。
ひと言PR
 「事業家」でありたいと思ってこうなったのではないし、今後も「事業家」であるつもりがないので何とも言えません。(笑)

 ただ、「事業家」どうこうを抜きにして、「仕事」や「お金」のそもそもの意味を考えない人が多く、また、意味を考えないでも済んでしまう近頃の世の風潮ってどうなのだろう…?と強く疑問に感じます。

 「仕事」って与えられたこと、決められた内容をこなせば「お金」がもらえる、というものではないはずです。それはごく近年に誰かがつくったシステムに過ぎません。「仕事」のおおもとには、自分がこれまで学んだことを応用したり、関心があることに近いところで、自分の努力によって、人様にどれだけ喜んで頂くことができるか?というものがあるはずです。その結果本当に喜んで頂くことができれば、お礼として「お金」を頂くことがあるかもしれない、そんなものだと思うのです。当たり前のようで、そういうことを確認する機会もないまま社会の一部になれてしまう。とても恐いことだと思います。
 こういう、「仕事」とか「お金」のそもそもの意義を考えない人には、どんな「仕事」もお任せしたくないし、公務員にもなって欲しくないし(笑)、ましてや「事業家」にはなって欲しくありません!!
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